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急遽、日本一周の旅の終わりが見えてしまい、

若干、動揺している佐藤選手です。。。







本日も、鳩間島のフェリーは欠航。

よって、「離島其の⑧ 鳩間島」の記事は書けませんね。

まぁ、行ったといえば行ったし、上陸したと言えば、上陸した!

一秒だけどねぇーー。



ってことで、今日も西表島に行きました。



昨日は、疲れきっていて、西表島の事書かなかったので、さらっと説明します。

今日も、若干疲れてるけんね。


西表島は、島のほとんどが、ジャングルなのです!


八重山の島は、山がなかったり、川がなかったり
が多いのですが、

ここは、その逆。。


川はあるわ。山はあるわ。 どこ行ってもジャングルなのです。


というわけで、動物、植物の種類も多様で、絶滅危惧種として有名なイリオモテヤマネコを始め、

多くの珍しい生き物の生息地でもあります。


八重山諸島中で、もっとも降水量は多く、
俺が見た限りでは、ほぼ毎日、西表島の上空には雲がかかっていました。


そのため、水は比較的多く、水田も多くあるのです。



ただ、人口はそこまで多くもなく、道路も島の半分しか通っていないのです。




以上の内容からも、おわかりいただけるとは思いますが、

西表島は、沖縄の島々の中でも、日本全国から見ても、極めて異質な島なのです。




そんな、西表も今日で三日目なのです。

一日目は、チャリで南部を制覇。

二日目は、鼻炎で鼻水をすすりながら、北部を歩いて制覇。

三日目は、、、?



はい。

これしか残ってないでしょ。。



ジャングル探検やぁ!



これやんなきゃ、内地に、静岡に帰れないわ。



ってことで、レッツ秘境の地。

レッツ、ジャングル探検。

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ここは、西表最大の河川、浦内川の下流。

今から、8km上流の奥地まで、観光船でさかのぼります。



川の両岸には、マングローブがびっしり。

マングローブは、海水と淡水が交じり合う汽水域に生える植物で、日本では沖縄くらいでしか見ることができません。
特に、西表では、日本で確認されているマングローブの種が、すべて見れるんですね。




30分ほどで、上流に到着。

岸のマングローブはいつの間にか、しだ系の植物に変わり、
まさにジャングルの景色へ。

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ちなみに、8km上流とはいっても、下流との高低差は80cmしかないんですよねぇ。

だから、もろに潮の満ち干きの影響を受けるのです。


海の魚なんかも、潮の流れに乗ってやってくるので、浦内川でサメなんかが見れたりなんかもするらしい!

ここは、完全に日本ではないな。




船を降りたら後は、山道を登るのです。

ハブも、ヒルもいるから気をつけて進みます。

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この旅で、結構、山登りもしてきたのですが、本州の山とは、全然違うんだよね。ここ。

だって、木の根っこ、これだもん。
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こんな木、みなことねーし。。。


西表すげぇな。おい。。
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植物も、恐竜の時代を思い浮かべる、この感じ。
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40分くらい、このジャングル道を歩くと、突如現れる滝。
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マリユドゥの滝

だっけかな。。

迫力に圧倒されました。



さらに1kmくらい歩くと、

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カンビレーの滝に到着。

滝って言うよりは、川だけど、まさに大自然。



ただ、天候も大自然。

スコールってやつが、佐藤選手を襲います。



最後の最後まで、雨男なんで、まいっちゃいますね。。。


雨が降りしきる中、船着場に戻り、下流へ戻ります。



ここで、終わるのが観光客。


しかし、佐藤選手は、旅人なんで、
まだ、まだ、ジャングル探検は続きます。


今度は、下流から徒歩で、山に入ってゆきます。





ジャングル探検、第二段の目的地は、ウタラ炭鉱跡。



西表に炭鉱?

俺は、看板を見たときに、目を疑いましたが、ウィキってみると確かに炭鉱があったようです。


とっても気になったので、行ってみました。

雨が強かったので、一眼使えず、途中の写真はないのですが、40分くらい歩くと、それはありました。


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残っているのは、レンガでできた、この柱のみ。

しかし、そこには、かつてこの地に炭鉱があったことを、今に伝える

そんな雰囲気がありました。



そこに、まだ新しい石碑が建てられていた。

これは、なにか?


慰霊碑です。


なぜ?



それは、この炭鉱が、数ある日本の炭鉱の中でも、最も過酷な現場のひとつだったからです。

この西表のジャングルの奥地にある炭鉱で、多くの名も無き炭鉱夫が命を落としたようです。



ウタラ炭鉱は、当時としては珍しい映画館や、近代的な設備の整った、最高水準の暮らしができる炭鉱として、
PRされ、北は北海道、南は沖縄から、日本全国の炭鉱夫が集まってきました。


しかし、実際は、過酷そのもので、

時間外労働は当たり前。生活環境は最悪で、マラリアや脚気などの病と、常に隣り合わせ。

過労や病気で、どんどん死んでゆく仲間たちを見て、それでも仕事をしなければならない現実。


逃げようものなら、ジャングルで迷い果てた挙句命を落としたり、見つかって半殺しに近い拷問を受けたり、


世の中から隔離された空間というものは、情報が入りもせず、出もせず、まさに生き地獄そのものだったようです。




ちなみに、マラリアという病気、最近の佐藤選手世代には馴染みが無いのですが、
沖縄では、昔から人々の暮らしとは切っても切れない難病だったのです。

マラリアは、蚊を媒体として、生きる生物で、
人への感染ルートは、まさに蚊に指されるときで、蚊の体液とともに多くのマラリア成虫が人体内に入り、感染します。
激しい頭痛、嘔吐、下痢の症状が出て、命にかかわる難病です。

とくに、ジャングルなどの衛生環境の悪い場所では、感染しやすく、ここの炭鉱は、まさにマラリア感染地域だったのです。



また、これは別の話ですが、沖縄戦のときに、このようなジャングルへ多くの人が疎開したらしいのですが、
マラリアの集団感染によって、全滅した例も多くあります。

このような事件を、戦争マラリアというらしいです。


マラリアってのは、本当に怖い、目に見えない敵だったことでしょう。







炭鉱で死んだ人は、なんの供養も埋葬も無く、ただ、土に埋められるだけ。

いまも、この炭鉱で亡くなった方の遺族が、ときたま追悼にくるらしいが、
そんなときに限って、頭蓋骨が発見されるんだとか。


供養されていない魂が、まだここにはあるようです。



そんなことで立てられた、石碑がありました。


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まさか、大自然のジャングルの奥地に、

こんな歴史があったなんて、

こんな文化遺産があったなんて、

ここにくるまで夢にも思わなかったね。


やっぱし、実際に行ってみて、初めて知ることって案外多いものです。





その後は、浦内川の資料館みたいなとこ行って、
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バスの時間まで、ウタラ炭鉱に関する本を読み、おっちゃんと話し、八重山毎日新聞を読み、、、



話変わるけど、俺の知らない間に、政治は大きく変わっておられるのですな。

ちょっと、時代から取り残されている気分ですが、旅が終わったら、しっかり勉強しなきゃだな。。




そして、バスに乗り、フェリーターミナルへ、

ただ、いくら待っても、船が来ない。。。


いつもなら、大きな心で、いつまででも、いくらでも待てる、キャパシティーを持ってる佐藤選手ですが、w

今日は、飛行機の予約があるから、めっちゃ焦る佐藤選手。


トイレに行きたいけど、もう我慢できないし、トイレない!
みたいな心境?


20分遅れで、やっとフェリー出発。

海は大荒れで、なかなか石垣島に戻らない。。。


焦。

汗。

焦。


でも、なんとか、無事に石垣港到着。

こっからは、時間との戦い。



いろいろあったけど、搭乗終了1分前で滑り込みセーフ。


こうして、あわただしく石垣島を後にして、那覇へ戻ってまいりました!







そして、これからの予定なのですが、

旅の終わりは近いです。



今までの予定では、久米島、奄美などに行って、神戸に渡るつもりでしたが、

海がね。
荒れているんですよ。


だから、船出ないかもだね。


そして、沖縄は雨季なんだよ。。

クリスマスも雨っぽいねー。。。

だから、決断しました。


明日、船が欠航なら、一気に名古屋まで飛行機で飛んじゃいます。



神戸でいいじゃないか!

って思うでしょ?


ちょっと、いろんな都合があって、早めに帰らなきゃいけなくなったので、名古屋にします。


だったら、静岡空港でいいじゃないか!

って思うでしょ?

ちょっと、名古屋に待ち人がおりましてね。
ここだけは、寄って帰りたいのです。



なんか一気に、旅が終わりの方向に向かって、動揺を隠せませんね。


あと、ほんの数回しか、このブログを書かないってなると、最後くらい気の利いたことを書きたいものですが、

たぶん、こんな感じで終わるんでしょうね。



くだらないことを中心に、この半年間書き続けてきましたが、
残り少ない旅記、最後までどうぞよろしくお願いします。



では。
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